代表からのメッセージ
代表取締役 會田 裕
創業の経緯
この会社を始める前、経営におけるある『テーマ』を解決する事は出来ないものかと長い間ずっと考えていた事がありました。 それは、おそらく多くの会社の経営者や営業社員が同じ悩みを持ちながらも、一朝一夕では解決できない、 『営業をしないで来月もその次の月も来年もずっと安定した売上を上げ続けるにはどうしたよいか』…と言う事でした。
なぜその様に考えていたのかというと、よほど売れ筋の商品を開発しない限りは、どの会社も、特に中小企業においては、 常に営業社員に発破をかけ続け、無理やりにでも売上を上げ続けない限り、安定した経営を行うことができないという現実があるためです。 しかしそのような状況は、社員にとっても経営者にとっても不幸な話であり、全員が散々苦しい思いをした上で会社の倒産というような結果を招きかねません。
そこで私は、最初の何年間かは相当の苦労をすることは覚悟の上で、毎月安定した売上を見込むことができるメンテナンスで成立する会社を立ち上げる事を決心し、 非常にニッチな分野で有るところの、中小企業向け浄水設備を取り扱う会社を立ち上げたました。
弊社のあるつくば市を含む茨城県南部は、おそらく日本でも地下水脈が最も悪い地域であり、この場所であれば、 地元出身ではない(東京出身の)私でも何とか軌道に乗せることができるのではないかと考え、この地で創業いたしました。
私の考える『企業』とは
最近よく言われている『企業は株主の物』との話を耳にすることも多いと思います。もちろんそれは間違えではありません。 しかし、世の中の多くの人が皆株主になってしまったら、果たして世の中の企業はどうなってしまうのでしょうか。 働く人がいなくなり、株主が「利益を上げろ」「配当を増やせ」と声を上げても、働く人がいなければ会社は回りません。 お客様・労働者・経営者・株主と皆が平等の立場に立たないと、企業も社会もスムーズな回転はしません。
お客様は神様ではありませんし、労働者は奴隷ではありません。経営者と株主は決して王様ではありません。 私は常にそう考え、この会社に、この仕事に携わってきました。
今後の方向性
昨今、日本の食料自給率は、米等をのぞくと30%台と言われています。世界を見回しても、この数字は相当低いと考えざるを得ません。 この食料自給率の低さは、日本が解決すべき重要な課題であると同時に、一般企業としても課題の解決に挑戦できる分野であり、成長も見込める分野でもあると考えています。
茨城県は、日本でも有数の農業王国であり、その茨城にて長年『水』に取り組んで来た弊社も、農業と多くの関りを持ってきました。 今後は、この関連性の高い『農業』という分野にも取り組んでいき、社会貢献という企業責任を果たすとともに、 より安定した企業経営を目指していきます。
求める人材
弊社では、おかげさまで、メンテナンスを行う技術者や営業社員、事務職員の人員は余裕ある人数で業務を遂行できています。 しかしながら、弊社の企業理念の実現を継続し、さらには、農業などの新しい分野に挑戦していくためには、外部の知見を持った新たな人材が必要であると考えています
具体的には、
一定以上の理系科目の教養があり、浄水設備・水質検査等の専門知識を学ぼうとする意欲のある方であれば、電気工事・保守・メンテナンス・施工管理の経験は不問です。 ここまで読んでいただき、弊社の企業理念の共感いただけた方、共に会社を発展させていく意欲のある方、そんな方をお迎えできれば幸いです。